秩父の長瀞にある「阿左美冷蔵」。
金崎本店と宝登山道店の2つの店舗があるうち、今回来たのは金崎本店のほう。
かき氷屋だけれど、夏はもちろん、冬も営業している。
お店は本館と新館に分かれていて、それぞれメニューも少し異なっている。
今回入ったのは本館のほう。
大正時代の雰囲気をそのまま残した建築。
とにかく耽美的でオシャレ。
井上陽水の「氷の世界」のジャケットが置かれているのもシャレが効いている。
お茶は、温められた茶釜から自分で淹れるというシステム。
とても風流。
その他、抹茶、きな粉、いちごミルク&メロンミルク、アールグレイ紅茶&ミルクキャラメルなど個性豊かなかき氷が揃っている。
そして、本館の限定メニューもあり。
今回は限定の「ミルクココアのかき氷」を注文した。
とても濃厚で美味しいミルクココア。
かき氷にココアという、見たことがなかったけれども確実に相性がいい組み合わせ。
少しずつかけながら食べていく。
箸休め的に添えられた梅干し。
こちらは、本館の隣りにある新館。
中は新しく、座敷に座る形になっているのが特徴。
庭もまた、とても整備されていて美しい。
作品のギャラリーとなっている建物もあり、至るところにアートを感じる場所になっている。
「たまにはこんな店あってもいいですか?一年中かき氷なんて・・」。
もちろんかき氷の旬は夏だけれども、阿左美冷蔵に行くときには、長蛇の列になる夏を外してゆっくりと大正浪漫に浸ることをオススメする。かき氷は夏でも冬でも一年中美味しい。