開店時間の11時前に到着。すでにたくさんの人が順番待ちをしていた。
店内は、1~2名用に仕切られた席も多く、効率よく使えるようになっている。そのおかげもあって、すぐに案内された。
奥には座敷席。
窓側のカウンター席からは、美しい緑の森が見える。
トイレに行く途中の通路。モダンな和風で、雰囲気が良い。
壁に飾られた生花。
とても広い蕎麦打ちの台。
注文したのは「そば三昧」。
信州産鬼クルミ汁、信州産長芋のとろろ、ざるつゆの3種類の味を楽しめる。
戸隠そばの特徴である「ぼっち盛り」で、束に分けて盛られている。
普通盛りが6束、大盛りだと8束になるという。
とくに美味しかったのが、クルミだれ。
クリーミーでコクがあって、甘みがあり、これがとても蕎麦によく合う。
蕎麦が盛られたざるは、これも戸隠名物の竹細工。
こちらはとろろ蕎麦の大盛り。
通常の蕎麦は、小分けにして束にした「ぼっち盛り」で盛られるけれど、十割蕎麦は形が崩れないよう、小分けにせずに出される。
海老天。粗塩でいただく。
細かくすり下ろされたとろろに、ものすごく細切りの海苔と青のりがかかっている。
とろろが細かいので、蕎麦によくからむ。
好みによって、わさびの代わりに八幡屋礒五郎の唐辛子も。
レジの横には土産物のコーナー。
そばの実も売られていて、水で育てると「そばかいわれ」を収穫できるのだという。
人気がある理由がよくわかる、蕎麦の美味しさを120%引き出している名店だった。
「そばの実」
住所:長野県長野市戸隠3510-25営業時間:11時~16時
定休日:木曜、第2金曜