「カレー屋ヒゲめがね」豊田さんによる出張カレー教室【参加レポート】

御代田町のGokaLab.(ゴカラボ)で開催された、カレー教室に参加。
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教えてくださったのは、佐久穂町のカレー屋「ヒゲめがね」の豊田さん。
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僕自身が、長野県に移住を決めたきっかけの大きな一つに、信州移住の本で読んだ豊田さんの話があった。そこで佐久穂町の生活や大日向小に興味を持ち、現地に足を運ぶうちに佐久周辺の環境に魅力を感じたのだった。
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カレー屋は週に3日、ランチのみの営業。とはいえ、その準備時間の仕込みにはかなりの時間がかかっているのだという。
人口の少ない町の中にありながらも、営業中はいつも賑わっている。
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その豊田さんから直々に話を聞けるカレー教室ということで、募集開始後、速攻で申し込んだ。
受付を始めて3日後には満席になっていたとのこと。
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今回のカレー作りに使うスパイス。クミン、コリアンダー、ターメリック、レッドペパー、ブラックペパー。
それぞれのスパイスの匂いをかがせてもらう。クミンはカレーの香りの元。ターメリックは土っぽい匂いがした。
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始めの香り付けとなる、クミンシード。
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「カレーの味のうち、スパイスが与える影響の割合はどのくらいと思うか」という豊田さんからの質問に、参加者の方たちは「8割方スパイス」「半分くらいはスパイス」と答えていた。
しかし、実はスパイスは7~8%くらいの割合で、実際には油が大きいらしい。市販のカレールーの原材料欄は、含まれている量が多い順に書かれているのだけれど、それを見ても、スパイスが占める量はとても少ないことがわかる。
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カレー作りの実演開始。まずサラダ油にクミンシードを入れて温める。DUZ00534

刻んだたまねぎを炒める。あまり頻繁にかき混ぜずに強火で炒めることがコツ。焦げる直前に差し水をして鍋底をこそぐ。これを3回繰り返す。
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「キツネ色になるまで」とはよく聞くけれど、カレールーの場合はもっとよく炒めたほうが美味しいらしく「タヌキ色になるまで」が正解なのだという。
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ホールのトマトを加える。今回使ったのはイタリア産の細長いトマト。生のカットトマトでも良いのだけれど、味がブレやすいので、トマト缶を使ったほうが安定する。
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すりおろしニンニク・ショウガを加えて、玉ねぎ全体と混ぜて、水分をしっかりと飛ばす。
水分を飛ばす目安は、ヘラでルーを割ったときに、モーゼの十戒ように道ができる(カレーロード)状態。
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一度火を止めて、ブレンドしておいた5種類のパウダースパイスを加えて、弱火で1~2分炒める。スパイスが全体と馴染んで、香りが立ったら、いったんルーをフライパンから別の皿に逃がすのがポイント。
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その理由は、次に炒める鶏モモ肉をしっかり炒められるようにするためと、肉から出る油がルーに混ざらないようにするため。
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肉が炒まったら、逃していたカレールーを戻し、水を加えてよく混ぜる。隠し味にブルーベリーを大さじ1杯。
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日本食とインド食との、材料の傾向の違いについて。
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インドでは油やスパイスをよく使うが、日本ではダシや発酵物をよく使う。
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15~20分ほど煮込んで完成!
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あらかじめ今回と同じレシピと手順にて作ってあったカレーをみんなでいただく。とてもとても美味しい。材料や作り方を知ってから食べたので、一層その味の理由が理解できる。
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教室の締めの挨拶。東信地方がカレーの名所になるよう、地方全体を盛り上げていきたいというのが豊田さんの大きな夢。こんな美味しいカレーが佐久穂町以外でも食べられるようになったら嬉しい。
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カレー屋ヒゲめがね
公式ホームページ
営業時間:火・水・土 11:30~15:00