アリーが、とても良かったから是非行ってみてほしい、と薦めてくれたので、ブルーノートで公演中の、デイヴ・コーズのライブを聴きに行った。ものすごいエンターテイメントだった。
デイヴ・コーズのサックス演奏の自由自在さにも衝撃を受けたけれど、他のドラムやベースやパーカッションの人たちも、それぞれの奏者が、それぞれの楽器を技術的に完全にマスターした上で初めて可能になる遊びを存分に取り入れて、好き放題に遊んでいる風だった。
みんながみんな、一体になって音を楽しんでいる感じで、ものすごく楽しい。一つの楽器を極めると、ここまで自分の身体の一部のように操れるのかという感動もあったし、会場の空気を見ながら、アドリブでメンバー同士がセッションをしたり、客席に出ていったりというサービスマインドの高さにもやられた。
アメリカのバンドってすごいんだなあ!という子供みたいな驚きを感じたライブだった。