ニューキャッスル


 
名前からして、どんなすごい城があるところなんだろうと期待して行った。街なかで見かけた城も、いかにも「城」っぽい形をしていて良かったのだけれど、それよりも、この街は橋が良かった。
 
タイン川の上にかかる、バリエーション豊かな6本の橋。色も形もそれぞれに趣向を凝らしていて、どの橋にも個性がある。
 
とても高低差が大きく、坂の多い街で、移動はなかなか大変だけれど、見晴らしの良い場所がいたるところにあって、何百年もの年代の違いがあるだろう新旧の建物が入り混じった街並みを見渡すことが出来る。
 
 
ニューキャッスルからの帰り。切符を買って、次のロンドン行きの電車の時刻を探したら、「今日はロンドン行きの電車は無い」という。いきなり、路線の途中が断絶しているので、「その区間はバスで」ということになった。民族大移動のように、電車を降りて何台ものバスに乗り継ぐ人々。電車での移動の倍ぐらいの時間がかかったけれど、これはこれで面白かった。