この、能天気な明るさと、テンポの良さ。
過剰なムチャクチャさに6回ぐらい爆笑した。
ちょっとした部分に色々と入ってる芸の細かさもいいし、アクションや音楽も好み。
設定がテレビシリーズを前提にした内容になっていて、自分はテレビシリーズを観たことがなかったから、チャーリーが何者なのかとか、細かいところはよくわからないのだけれど、それでも十分に面白いし、見ているうちになんとなくわかってくる。
既に出来上がっているシリーズを前提としながら、それを説明しないでいきなり本編に入るというやり方は上手くいっていると思った。テレビシリーズを知っている人はより楽しめて、そうでない人もそれなりに、という間口の広さがある。
主人公が一人じゃなく、三人一組で、しかも全員のキャラクターや個性がバラバラというところが、またよく出来ているのだと思う。それ以外の登場人物も、それぞれに味があって、いい。
ストーリーの整合性とかはよくわからないけれど、そういうところは、もはや些細な問題に過ぎず、単純に楽しめる映画だった。