ストーリーの理解がなかなか難しい映画だった。
ペネロペ・クルス以外の俳優が印象が薄くて、いずれの人物にも感情移入がしにくかったというのもある。
この情熱とか、理不尽さとかが、スパニッシュ映画というものなんだろうか。
でも、嫉妬や復讐などに彩られた感情の込み入り具合は、江戸歌舞伎の心中ものにも通じる複雑さがある感じがする。
2010年2月6日(土)より公開中
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、ブランカ・ポルティージョ
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