横浜関内店での失敗のリベンジとして、今回は「にんにく増し」で完璧に二郎を堪能。
「脂は人を幸せにする」という信念の持ち主であるアリーは「にんにく増し」に加えて豚ダブルにしていた。
あと、「噛まずに飲み込むのが正しい作法」と言ってたけど、そりゃ蕎麦だよと思った。
この食べ物は、ラーメンというカテゴリに入れるのはどうなのかということを、いつも疑問として感じる。
ラーメンというよりは、むしろ、つゆだく牛丼に近い。
だから、ラーメンという呼称を使うよりも、「二郎という物」カテゴリを新設したほうが正確だろうと思う。
中目黒駅から歩くと、あまりに道のりが遠いので「もしかして通り過ぎたか」という不安に何度も襲われる。
しかしそれでも自分を信じてひたすら進むと、やがて店の明かりが見えてくる。
着く前も着いてからも、自分との戦いだ。
二郎の後に呑みに行くと、なんとなく「胃に膜が張られている」ような心強さがあるので、酔いにくい気がするのだけれど、実際のところどうなのかはよくわからない。