松本駅の北、松本市アルプス公園の近くにある「ラーラ松本」。
ショッピングモールのような大きな建物。名前と外観からは、何の建物なのか想像がつかない。
その正体は、大型の室内プール。ただのプールではなく、遊べる、楽しい、ことを特徴にしている。
コロナ下においても順調に来館者数を伸ばし、令和5年(2023年)7月現在、もうそろそろ1000万人に到達すると思われる。
プールのように湿度が高い環境というのは、コロナなどのウイルスが繁殖しにくい場所なのだという。
浮き輪を持ってきている人が多いので、電動のコンプレッサーもあちこちに置かれている。
プール場内で使用できないものリスト。この手の室内プールの中では、制限が緩いほうだと思う。スマホも、プールの中はダメだけれどプールサイドまでは持ち込みOK。
まるで屋外にいるような、ひろびろとした館内。
もっともリゾート感があるのが「波の出るプール」。ときどき、高い波のビッグウェーブが発生する時間があり、その時には、待ち構える人たちの列ができる。
キッズプールには、滝やミニ滑り台もある。
普通の25mプール。遊ぶ用、泳ぐ用、ウォーキング用、でレーンが分けられている。
プールサイドにレストランがあるというのも素晴らしい。
メニューも豊富。最初に食券を買って、番号が呼ばれるのを待つ形。
インスタント的なアレではあるものの、とにかくわざわざ外に出なくても食事が出来るというのは本当にありがたい。
館内を大きく1周する「流れるプール」。結構流れが速く、浮き輪に乗っていると、あっという間に周回できてしまう。途中、洞窟の中を通過する楽しいエリアもある。
冷えた体を暖めるための、ジャグジーやサウナまで用意されている。プールにサウナという最高の組み合わせが実在するとは思わなかった。
メインアトラクションである2種類の大型スライダーは、時間限定で30分間ずつ開放されている。開始時間の前になると、スライダー待ちの列ができる。
「滝のスライダー」。ダイナミックに左右に揺さぶられながら降りていく。3人同時に滑れるので、意外と回転が早く、混んでいても30分もあれば4~5回は滑れてしまう。
「チューブスライダー」。掃除機に吸い込まれた物体のような動きを楽しめる。距離が長く、1人ずつしか滑れないので、こちらは行列の流れが遅い。人が多い時間帯には早めに並んでおくのがおすすめ。
建物は5階建てで、他にも風呂やスタジオなどの施設が併設されている。
屋内にあるテニスコート。ものすごく広くて贅沢。
新しい機器が揃ったトレーニングジムもあり。
リゾートのビーチに遊びに行ったような、めちゃくちゃ楽しい体験ができる「ラーラ松本」。室内なので夏でも冬でもどんな天候でも遊びに行けるというのも素晴らしい。