シンガポールというと、高層ビルが立ち並ぶ都会のイメージで、観光も都市型のアクティビティーが多いイメージです。
そんなシンガポールの中にも唯一、開発がされずに昔のままの自然が残された場所があり、「最後の秘境」と言われているのがウビン島です。
チャンギ国際空港のすぐ北にあり、よく観光で訪れるような中心部からは離れた場所にあります。
ウビン島へは、シンガポール北東部の「チャンギ・ポイント・フェリーターミナル」から。
時刻表はとくになく、定員の12名が集まり次第、すぐに出航します。
休日の午前中だったので、5分ほど待てば人が集まりました。
渡し代は片道2.5$。
船に乗った後、移動中に船頭さんに支払います。
10分ほどで到着。
ウビン島は「プラウ・ウビン」と呼ばれています。
自転車でまわるのにちょうどいいサイズの島。
島に入ってすぐの場所にはレンタルサイクル屋が軒を連ねています。
店に寄って値段がまちまちなので、何軒か見てからが良いと思います。
自転車のコンディションもかなりバラバラなので、借りる時には、ブレーキなどのチェックも忘れずするべき。
日本では見かけないような植物がたくさんあり、南国の雰囲気があります。
バナナの木。
ところどころに湖もあり、休憩ポイントにぴったり。
とても背の高い木々に囲まれている。
ココナツジュースを売っている店がありました。
ドレッドヘアーのような、玉のれんのような、不思議な植物。
ここは湖畔のキャンプ場。
木陰の中を進むことが多いので、わりと涼しい。
ドリアンかと思ったけれどちょっと違った、何かの野生の実。
運がよければ、サルの群れに遭遇することが出来ます。
なんか壮大なスケールで竹が密集した、謎の植物。
同じ根を共有しているのか、よくわからなかった。
コモドドラゴンに遭遇。
展望台からの景色。
高い場所に登ると、木の密集度合いがよくわかります。
東の端のほうに行くと、海の上を歩く遊歩道のコースがあります。
1周1時間ほど。ここは日除けがないので、日焼け止めの準備が必要。
干潮で全体があらわれたマングローブの木。
干潟には、トビハゼがたくさん。
レストランは、島の入口の船着き場近くに海鮮レストランがあります。
島を自転車で一周して、朝から夕方まで楽しんだ後、フェリーで帰路に。
シンガポールの一般的な観光コースは見飽きてしまったという人には、とくにお勧めの場所です。