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「人間失格」の主人公葉蔵が今生きていたらどんな人生だったか(古屋兎丸「人間失格」)
太宰治の「人間失格」を古屋兎丸がリライト かなり面白い。 名作小説をマンガ化したものは、たいがい、原作のイメージを超えることなく、駄作に終...
太宰治の「人間失格」を古屋兎丸がリライト かなり面白い。 名作小説をマンガ化したものは、たいがい、原作のイメージを超えることなく、駄作に終...
土を喰う日々(水上勉/新潮社) 軽井沢山中の庵に暮らし、そこの自然で採れる食材で自給自足の生活をおくる著者の、食にまつわるエッセイ。 1月...
登場人物の緻密な描写 ものすごく丁寧に、細かく作られている、素晴らしい作品だった。 キャラクターの作り込みが、一人一人について深く掘り下げ...
今日もていねいに。(松浦弥太郎/PHP研究所) この著者の考え方には、ものすごく共感出来るところが多い。 エッセイというよりも、生きるにあ...
7SEEDS(田村由美/小学館) ※2010年6月現在、17巻まで発売中 読んだもの皆ハマるという、伝説の「7SEEDS」。 出だしのほう...
パンセ(パスカル/白水社) パスカルの「パンセ」とよばれているものは、そういうタイトルで一冊の本を書き下ろしたわけではなく、パスカルがあち...
宇宙兄弟(小山宙哉/講談社) ※2010年6月現在、9巻まで発売中 宇宙飛行士という特殊な職業をテーマにしていながら、奇抜な設定を用いずに...
暗号解読(サイモン・シン/新潮社) 最高に面白い。 「暗号」というものについて、古今東西のエピソードを交えながら、黎明期の原始的な暗号から...
「ジョジョ」の物語は、第一部から六部まで、それぞれに独特の魅力があるけれども、単行本47~63巻にあたる第五部にも、ここにしかない良さがあ...
邪悪なものの鎮め方(内田樹/バジリコ) 「邪悪なもの」については古今東西、人類が住むあらゆる場面で語られてきた。それが何なのか、とか、どう...