
抱擁のかけら
ストーリーの理解がなかなか難しい映画だった。 ペネロペ・クルス以外の俳優が印象が薄くて、いずれの人物にも感情移入がしにくかったというのもあ...
ストーリーの理解がなかなか難しい映画だった。 ペネロペ・クルス以外の俳優が印象が薄くて、いずれの人物にも感情移入がしにくかったというのもあ...
この作品の舞台として、スペインという場所は完璧だと思った。 スパニッシュギターの演奏、ガウディの建築、郊外の田舎町の風景、どれをとっても、...
これは、アーティストの孤独と苦悩について考えさせられる映画だ。 人ならぬ鬼が、人里離れた山に住んでいるというのは日本の昔話のような設定だけ...
最高に良かった。 映画館で観ているにもかかわらず、何度も爆笑させられた。 南極の極地観測隊という、外部から完全に閉鎖された空間の中で1年以...
これは、何がしたい映画か、意味がよくわからなかった。 「かもめ食堂」や「めがね」に似せた感じの空気はあるのだけれど、それがしっくりきていな...
一つの部屋の中で、場面転換がまったくないまま話しが進んでいくというところも、物語の流れも、とても演劇的な作品だと思った。 ミステリー仕立て...
この映画はかなりツボにはまった。 基本マジメなんだけれど、ところどころ絶妙なユーモアが入っている感じがすごくいいし、細かい経緯をかなり省略...
原作の小説を読む前に、映画から観た。 2時間という枠の中で作品を作っているわけだから、原作からかなりの主要部分だけを抜粋した、ダイジェスト...
隣り同士になっている部屋で、壁越しに伝わってくる「音」を通じて、無意識のうちに見知らぬ二人がコミュニケーションを重ねるという、なんとなくひ...
「悪魔的な上司」役の、メリル・ストリープがそうとう良かった。実際に部下になったらたまったもんじゃないと思うけれど、一本筋が通っているカッコ...