殺人の門
殺人の門(東野圭吾/角川書店) 自分が、その人の人生を生きているような視点で、話しの内容を追体験出来る小説というのは、いい小説だと思う。 ...
殺人の門(東野圭吾/角川書店) 自分が、その人の人生を生きているような視点で、話しの内容を追体験出来る小説というのは、いい小説だと思う。 ...
鉄鼠の檻(京極夏彦/講談社) 京極夏彦の著作は、その作品ごとに必ず一つ、大きな軸となるテーマが設定されている。この「鉄鼠の檻」でのテーマは...
一見ミステリーではない極上のミステリー この物語には2つの回答が用意されている。 一つは、今からでも人生は変えられる、という回答。 もう一...
ハチミツとクローバー 9巻(羽海野チカ/集英社) 「--けれど、結局僕らは最後まで、みんなで海に行くことはなかった」(p.52) 物語の途...
終戦のローレライ(福井晴敏/講談社) これは空想の小説というよりも、緻密な調査と整然とした史観に基づいた、壮大な歴史小説であると思った。 ...
国家の品格(藤原正彦/新潮社) 自分はもともと日本という国が大好きだけれど、この本を読んで、ますます日本という国が好きになった。 自由経済...
言いまつがい(糸井 重里・ほぼ日刊イトイ新聞/新潮社) 【コメント】 最高に笑った。 これは電車の中では読めない、と思いながら、一人でウケ...
愛と幻想のファシズム〈上〉〈下〉 (村上龍/講談社) 【コメント】 民主主義の日本の中に、もし一人のカリスマがあらわれて専制的に政治を支配...
神様はいますか? (田口ランディ・新潮社) 【コメント】 「人生は生きるに値しますか?」「愛とは何ですか?」など、哲学的な命題ばかりを集め...
思いわずらうことなく愉しく生きよ (江國香織/光文社) 【コメント】 それぞれ違った個性を持つ三人姉妹の物語。 まったく異なった性格と価値...