潮騒(三島由紀夫/新潮社) 自然とか若さとか、眩しいものを寄せ集めたような、キレイな小説だなあと思う。話しとしてはとてもベタで、作者自身も...

異次元は存在する(リサ・ランドール/日本放送出版協会) タイトルからして、サイエンス・フィクションの中の話しかと思ってしまうけれども、現在...

人生生涯小僧のこころ(塩沼亮潤/致知出版社) 以前に、水晶堂で「千日回峰行」を達成した、星野圓道さんについて書いたことがあった。 なんと...

超・殺人事件―推理作家の苦悩(東野圭吾/新潮社) 小説家は、書くネタが浮かばないことをすらネタにして小説を書くという。 推理作家である自分...

日々の泡(ボリス・ヴィアン/新潮社) 出てくる小道具や舞台設定が、どれをとっても幻想的で、とても美しい。 むりやり日本語にあてはめて訳して...

生きるコント(大宮エリー/文藝春秋) かなり笑った。エッセイでここまで面白く書けるというのはスゴい。 色々と変わった出来事に遭遇していると...

掌の小説(川端康成/新潮社) 「掌編」というのは、短編よりもさらに短い作品のことを指していうらしい。 この「掌の小説」に集められた小説の多...

Moon Palace(Paul Auster/Faber and Faber) この物語には様々な偶然があらわれる。小説に過度の偶然や運...