「超一流」の整理術(中谷彰宏/ファーストプレス)
言っていることはとても極端なのだけれど、深く共感した。
本当の整理というのは、どういう基準で捨てる捨てないを決めましょう、ということではなく、「基本的には全部捨てる」というスタンスであるべきなのだと思った。使うか使わないかわからないような物を持つというのは、プラスマイナスゼロではなくて、負債なのだ。
そのことを、あらためて痛感させてくれたこの本に、今のタイミングで出会えてとてもよかった。
その人が何を持とうとするかというのは、人生観すべてに通じる。
やはり、持ち物はシンプルなのが美しいと思う。
【名言】
運気を高めるための整理術は、簡単です。
「全部捨てる」ということです。
これが一流と超一流の違いです。
一流の人は、名刺を残す基準と捨てる基準を教えます。
二流の人は、全部とっておきます。
超一流の人は、全部捨てます。
超一流の人が偉いからではありません。
もっとシンプルな「運気」という原則がわかっているからです。(p.20)
本当に運気のある人は、運気が下がっている集団には来ないのです。
むやみに人に会うよりも、一人でいることです。
それが本当の出会いのための準備になります。
出会うスペースが出来るのです。(p.61)
そもそも収納は、運をおさめておく場所です。
たまたまそこに洋服や書類が置かれているだけのことです。(p.84)
今は、ほとんどのモノは捨ててもまた買えます。
そのモノの値段と家賃を比較すると、家賃のほうが高くつくことが多いのです。(p.160)