これまでまわってきた、セント・マイケルズ・マウント、エデンプロジェクト、グラストンベリー、エーヴベリー、の4箇所の場所を見てみると、奇妙なことに気がつく。
それらの場所をつなぐと、キレイに、一本の線上に並んでいる。地図の縮尺が粗いからそう見える、というわけではなく、これらは実際に、ぴったりと同じ線上に乗っている。
自分が見てまわった場所が偶然、気づいたらそうだったというわけではなく、それは最初から知った上で、同じ線上にある場所をたずねていった。
古代の遺跡では、遺跡同士が同一の直線上に並んでいるということがよくあるらしく、特に、このセント・マイケルズ・マウントを起点とする線が指す方角は、5月1日(メーデー)の、日の出の方角にぴったりと重なっているのだという。
エデンプロジェクトの場合は、昔からあったものではないけれども、これは逆に、線上から適当な場所を見つけて、後から建設をおこなったパターンになる。
この線上には、他にも大小様々な数多くの古代遺跡があって、何故そういうことになっているか、大昔の人がどうしてその線を知ることが出来たのかはよくわからない。
今回の旅は、この一本の線を辿っていく旅でもあった。