飛ぶ夢をしばらく見ない
飛ぶ夢をしばらく見ない(山田太一/新潮社) ジャンル的には「時をかける少女」とちょっと似た、SF要素が入った青春小説、のような分類になるのだ...
飛ぶ夢をしばらく見ない(山田太一/新潮社) ジャンル的には「時をかける少女」とちょっと似た、SF要素が入った青春小説、のような分類になるのだ...
ウルトラヘヴン 3巻(小池桂一/エンターブレイン) 長期の連載休止をはさんで、かなり久しぶりの新刊。 1巻を初めて読んだ時ほ...
星々の舟(村山由佳/文芸春秋) 6本の短編集でありながら、それ全体で一つの作品になっているという作りの小説。こういう、世界の重層さや多面性...
α、+α(くらもちふさこ/集英社) これは、そうとうスゴい。 構成についてはあんまり詳しく書かないほうがいいと思うので、ここでは触れないけ...
雪沼とその周辺(堀江敏幸/新潮社) 独特な小説だった。 派手なところはなく、わかりやすい起承転結もない、淡々とした物語ばかりの短編集だけれ...
日本の歴史をよみなおす(網野善彦/筑摩書房) 中学・高校の教科書で習った事を根底からくつがえすような話題がいっぱいで、かなり日本史観を変え...
自然学の提唱(今西錦司/講談社) 著者の独自の進化論をメインのテーマとして、「自然学」という大きなくくりから語った、概論的な本。学術的な内...
水滸伝 全19巻(北方謙三/集英社) 全巻を読み終わった感想は、この小説は壮大な組織論なのだということだった。 宋という大きな国に対して、...
歴史を紀行する(司馬遼太郎/文芸春秋) 最高に面白い本だった。 司馬遼太郎氏が、旧佐賀藩、南部藩、薩摩藩など、かつて雄藩があった土地を実際...
戦争と一人の女(坂口安吾) 戦時中の話しというと、悲しい話しが多いけれど、そうではない視点の話しがあってもいいはずだとは思っていた。一つの...