The Missing Piece
The Missing Piece(ShelSilverstein/HarperCollins) 日本語版では「ぼくを探しに」という題名で...
西原理恵子の太腕繁盛記
西原理恵子の太腕繁盛記(西原理恵子/新潮社) 西原氏が、FX投資で博打をするドキュメンタリーマンガなのだけれど、サブプライムと丁度重なった...
おと・な・り
隣り同士になっている部屋で、壁越しに伝わってくる「音」を通じて、無意識のうちに見知らぬ二人がコミュニケーションを重ねるという、なんとなくひ...
きのね
きのね 上下巻(宮尾登美子/新潮社) 主人公の光乃の、超人的なまでにひたすらな忍従っぷりがすごくて、「おしん」よりもずっと強烈だと思った。...
プラダを着た悪魔
「悪魔的な上司」役の、メリル・ストリープがそうとう良かった。実際に部下になったらたまったもんじゃないと思うけれど、一本筋が通っているカッコ...
萩
司馬遼太郎の「世に棲む日日」を読んで以来ずっと、訪れてみたいと思っていた萩に、ちょうど吉田松陰の150回目の命日の頃、行ってきた。 萩の...
1000に3つ
野球で、バッターの成績を測る目安には、打率と安打数という二つの要素がある。 どちらも、同じようによく使われるけれども、その数字を伸ばそうとし...
砂の女
砂の女(安部公房/新潮社) これはすごい小説だった。 日常とは隔離された、箱庭的な状況での心の揺れ動きを描いているという点で、映画「CUB...
クラッシュ
ロサンゼルスの中で、様々な人がアクシデント的に出会い、お互いの人生が複雑にかかわっていくという、群像劇。その、人と人との衝突には、幸運な出...
ジョン・レノン ラスト・インタビュー
ジョン・レノン ラスト・インタビュー(訳・池澤夏樹/中央公論新社) ジョン・レノンがこの世を去る2日前におこなわれたというインタビューをま...